システムが全部悪い
システム開発・運用に関わっていると、いろいろな人とコミュニケーションを取るタイミングがあります。そこで自分が根本に置いている気持ちについて書きます。 一行で書くと、 「システムに関わる人が困っている場合、それは今の開発者が悪い」 という感じです。順を追って説明します。 まず、完璧なシステムというものを仮定します。完璧なシステムは、完璧に動作するので、関わる人はみんな幸せになります。現実にそんなものは存在しませんが、現状を測る基準として到達不能な理想を置きます。 システムに関わる人が困っていたり、不幸になったり、何か問題が起きる場合、それは全てシステムが悪いです。なぜなら、困っている人がいるならシステムは理想に届いておらず、理想に届いていないということは、悪いということなので。 そしてシステムが悪い場合、それは全て今の開発者が悪いです。なぜなら、今のシステムを変更する権限と責任を持っているのが開発者であり、どんな経緯があるにせよ、今のシステムをそのようにしておく選択をしているのは、今の開発者なので。 というわけで、システムに関わる人が困っている場合、それは今の開発者が悪い、ということになるわけです。